【2022年7月~9月のまとめ】編集部がピックアップ!クリニック運営に役立つ、よりすぐりの人気記事6選

10月に入り、2022年も残り3ヵ月を切りました。新型コロナウイルスの感染が再び急拡大したこの夏。その対応に忙殺された医療従事者の方々は、時の流れの早さに驚かれていることでしょう。

本日は、3ヵ月ごとに行っている、恒例のまとめ記事の回です。2022年7月~9月の間に「患者ニーズ研究所」で配信された記事の中から、特に好評だったものをピックアップ。コロナ禍の医療現場で困っているという声が挙がっていた「接遇」から、昨今、医療機関でも注目が高まっている「人事評価制度」まで、ダイジェストでご紹介します。


スタッフと共有したい! 患者の不安や不満を軽減させるコツ〈医療接遇〉

まずは、コロナ禍ならではということで、注目を集めたこの記事から。

コロナ禍3年目。クリニックでは感染予防のためのマスク着用や、ソーシャルディスタンスにより、相手の声が聞きづらい、コミュニケーションが取りにくいというような医療接遇が難しい場面が増えています。

さらに、コロナ禍が長引くにつれて、衛生面に過敏になる患者、ストレスや不安から些細なことにいらいらしてしまう患者も増えているようです。

そこでこちらの記事(前後編)では、医療接遇コンサルタントのラ・ポール株式会社代表取締役福岡かつよ氏に、「ウィズコロナ時代における接遇のコツ」を解説してもらいました。

興味深いのは、福岡氏が、「適切な医療接遇は、医療安全につながる」として、接遇を「マナー」の側面としてではなく、「医療安全」という視点で提唱しているところです。コロナ禍の接遇に求められている大事な視点ではないでしょうか。


〈前編〉患者とのコミュニケーションを円滑にする!ウィズコロナ時代の医療接遇7つのコツ(2022年7月1日配信)

〈後編〉患者とのコミュニケーションを円滑にする!ウィズコロナ時代の医療接遇7つのコツ(2022年7月8日配信)


何が決め手? 患者が思わず「推したくなる」かかりつけ医の条件〈患者調査〉

「患者ニーズ研究所ONLINE」では、ドクターたちが気になる患者に関するテーマを取り上げ、独自に調査、分析を行っています。

こちらの記事(前後編)では、年々、その重要性が高まる「かかりつけ医」に関する調査を行いました。患者の多くがクリニックを探す手段として、インターネットや雑誌などで情報収集し、比較検討するのが当たり前となった昨今。患者は自身や家族が通うためにかかりつけ医を探すとき、どんな視点で決めているのでしょうか? 

そこで、患者へのアンケート調査と併せて、日頃より医療機関を利用している患者とその家族にヒアリング。その声を通じて、「いいドクターの条件」について考察しています。

日々の情報発信や、患者がより通いやすくなるクリニック作りのヒントとして、ぜひお役立てください。


〈前編〉患者に聞いた!私がかかりつけ医に決めた「推しドクター」4つの条件

〈後編〉患者に聞いた!私がかかりつけ医に決めた「推しドクター」4つの条件


導入して終わりじゃない! 患者のホンネから、予約システムの最適な活用法を探る〈患者調査〉

こちらの記事でも、患者調査を実施。今、注目の診療予約制について取り上げました。患者の待ち時間の短縮化が見込め、感染リスク低減にもつながることから、コロナ禍で予約制を導入したドクターも多いと思います。

ところが、ひと口に予約制といっても、インターネットで行えるものもあれば、電話のみで受けつけるものもあります。また、診察の順番取りを行う方式や来院時間を選ばせる方式など、予約できる内容もいろいろです。

そこで、予約制の「良かったところ」「気になったところ」について、患者たちにヒアリングを実施したところ、実にさまざまなホンネが飛び出しました

それぞれの予約制について患者ニーズを把握し、運用・改善に生かすことで、患者のさらなる満足度アップにつなげてみてください。


導入すればいいだけじゃなかった!患者が思う「予約制」の良いところ・気になるところ


簡単なヒントも紹介。おいしい食事が生み出すさまざまな良い効果〈福利厚生レポート〉

ドクターから「おいしそうで、思わずお腹が鳴った」といううれしい感想を頂いたのが、こちらの新シリーズです。

仕事がハードなメディカルスタッフにとって、おいしい昼食はまさにオアシス。食事を通じてモチベーションが向上し意欲的に働くスタッフの姿は、院内の明るい雰囲気づくりにもつながり、患者にとっても気持ちが良いものです。

そこで本シリーズでは、スタッフのモチベーションを高める社食や賄いを「メディカル飯=メディメシ」、そこに力を入れる医療従事者を「メディメシ人」と名づけて取材。院長の想いや、食事が生む「良い効果」をレポートします。

第1回は、東京都品川区の『ALOHA外科クリニック』を訪ねました。「自分は料理ができないし、忙しくてまねできない」とお考えのドクターにも参考になるアイデアを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。


〈第1回〉「マーボー豆腐丼」で働くスタミナをチャージ!スタッフ同士の会話も弾む手作りのまかない《メディメシ探訪》


思わずうなる! 美しい受付から学ぶ、患者とスタッフを喜ばせる工夫〈医院経営〉

2022年3月より配信し、好評を得ているのが、こちらの「こんなところにも注力!クリニックの強みZOOM UP」シリーズ。

地域に支持されるクリニックには、医療サービス以外にもプラスアルファの「強み」があるもの。当コーナーではそんな強みを持つクリニックを取り上げ、魅力づくりのヒントを探ります

これまで、バリアフリー、院内新聞、水回りを取り上げましたが、今回のテーマはクリニックの顔である「受付」。神奈川県横浜市にある『つちはら整形外科クリニック』を訪ねました。

「受付も治療の一環」という考えのもと、患者だけでなく一緒に働くスタッフのことを大切にする思いから生み出された「なるほど!」なアイデアをお届けします。


〈受付編〉「受付も治療の一環」をモットーに美しさや清潔感、安全性を追求《こんなところにも注力!クリニックの強みZOOM UP》




興味はあってもハードルあり? クリニックの人事評価制度導入の実態〈医院経営〉

最後に、最も反響が大きかったのが、近年、注目されている「人事評価制度」に関する記事です。

この制度は、スキルや成果、働きぶりなど、企業・事業所ごとに異なる指標をもって従業員を適切に評価し、給与や役職などの処遇に反映するというもの。従業員は納得感のある評価を得ることで働きやすくなり、より意欲や向上心を持てるという効果があります。

優秀なスタッフに長く働いてもらいたいと考えるのは、クリニックも一般企業も同じです。人事評価制度は一般企業ではポピュラーになりつつあり、昨今では大規模病院でも導入しているところがありますが、クリニックではどうなのでしょうか?

こちらの記事では、医科・歯科のクリニックでの人事評価制度導入の実態についてアンケート調査を実施。前後編に分けてその気になる中身をレポートします。

調査では、8割のクリニックが人事評価をする上で難しさを感じていることがわかりましたが、その理由については、思わず共感するドクターも多いのではないでしょうか。また質問項目によっては、医科と歯科とで結果に差が見られたのも興味深い点です。


〈前編〉スタッフのやる気を左右する!クリニックの「人事評価制度」調査レポート


〈後編〉スタッフのやる気を左右する!クリニックの「人事評価制度」調査レポート

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今回は6本の記事をピックアップしてお届けしました。次回のまとめ記事は、2023年1月頃の配信を予定しています。どうぞご期待ください。(ドクターズ・ファイル編集部)


※「クリニックの経営で、こんな課題を抱えている」「話題になっているあのテーマについて知りたい」など、「患者ニーズ研究所ONLINE」で取り上げてほしいクリニック経営に関するテーマがございましたら、「お問い合わせ」よりぜひ編集部までお寄せください。



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